大阪府の吉村洋文知事は24日、新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言を政府が解除した場合の新しい感染防止策を公表した。大阪市内に絞って酒類を出す飲食店を対象に午後9時までの営業を求める。府内全域の飲食店すべてに午後8時までの営業を求めている現状より緩和させる。
時短営業をいつまで求めるかは未定。具体的な内容は26日にも開く府の対策本部会議で決める。
時短営業を要請する地域について、吉村知事は当初、大阪市内の繁華街に限定する考えを示していたが、市内全域に広げる方針に修正した。吉村知事は「(繁華街を抱える)北区や中央区に絞っても、(他にも)似たエリアがある」と説明。宣言解除後も国による財政支援が見込めるとして、協力金の支給に関連して「財源も気にしなくて良くなった」と話した。(久保田侑暉)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル